本当は知りたい、人生に大切な一つの事 其の十七

本当は知りたい、人生に大切な一つの事

それは                                          「死ぬと人はどうなるのか」                                 答えは                                           「人は生まれ変わる」です

解 説

生まれ変わりとは                                      この世界を去り(死)、あの世を通り、また新たな人生(転生)がスタートします         それのくり返しが生まれ変わりです                              人は生まれ変わりを何度もくり返して卒業資格を得て解放されます

新た人生(転生)の準備とは                                 この世界での人生をふり返り、予定していた課題の習得を確認します                課題を習得していれば次の段階の新たな人生                          課題の習得が不足の場合は学びなおしの新たな人生

あの世とは                                         この世界に生まれる前にいた本来の居場所(故郷)、新たな人生(転生)の準備をする場所

卒業資格とは                                        貸し借りの清算です、人生の中で与えたもの(貸し)が奪ったもの(借り)を上回ること

貸しとは                                          相手の必要なものを施す事、無償に近いほど多くの貸しとなります

借りとは                                          相手の必要なものを奪う事、無償に近いほど多くの借りとなります

解放とは                                          あの世(本来の居場所)に戻り本人が望まない限りこの世に戻ることがなくなること 

あとがき 其の十七

与えられることを受け入れる努力とは                             このブログでお伝えしているのは知識です。以前にもお伝えしましたが内容についての判断は読んでくださる方々にお任せします。マザーテレサの言葉に『〈省略〉…神がくださるものは何でも受け入れ、神が取り去られるものはなんでも、ほほえんで差し上げましょう(マザーテレサ日々のことば 7月5日より)』とあります。しかし人は自分に都合の良いことは受け入れ、悪いことは拒否したくなります。自分の都合の良い悪いに関係なく、与えられる事、また奪われる事は自分の成長のための課題です。その課題を一時的に逃げたり、拒否することはできます。しかし、先延ばしにしても同じような事が何度も起こります。そしていつか拒否できない、切羽詰まった状況を自分に引き寄せます。与えられた出来事、課題は何かを理解して少しずつでも取り組み、前進、成長することが課題のクリアにつながります。                                         

課題を与えている存在とは                                  それはシルバーバーチの伝える大霊だと私は思っています。シルバーバーチが伝える大霊とは『大霊とは宇宙の自然法則です。全生命、物質界のものと霊界のもの全ての背後の創造的エネルギーです。完全なる愛であり、完全なる叡知です。…〈省略〉(シルバーバーチは語る・七章)』、そして私の考える大霊は生命の源、法則、摂理そのものであり、私たちを含めたすべてはその一部(分霊)と理解しています。課題を与える存在は大霊ですが、摂理により機械的に与えられます。それは引力のように対象に関係なく働く法則です。人には個別意識があります、明確な意識と漠然とした意識など程度の違いはありますが、奪う行為を与える行為で清算する法則はどちらにも機械的に発生します。明確な意識とは自分そのものです。そしてその行いは自分の中に強く残り、それがさまざまな課題を引き寄せます。課題をのり越えるのは楽ではありません。努力してもなかなか報われない、周囲の人に認めてもらえない、足を引っ張られたり、妨害にあったり、先がみえないなどが続くと気持ちがなえて努力をやめてしまいたくなります。しかし課題に取り組むことが大事です、結果が伴なわなくても、道半ばであっても最善を尽くす努力は無駄にはなりません。そしてそれをきちんと評価してくれる存在は常にそばにいます、この世の人や物はあまり頼りになりません、物には限りがあり、他人は自分と同じまだ発展途上の存在です。課題に取り組み、成長するための利他の努力にはそれに共鳴する支援があります。シルバーバーチの言葉です『勇気をもって進みなさい。落胆や失敗がないというのではありません。これからも数多くの失敗や落胆があるでしょう。しかし、いかなる事態にあってもあなたの背後には、困難に際して情熱を、疲れた時には元気を、落胆しそうな時には励ましを与えてくれる霊が控えていてくれることを忘れてはなりません。一人ぼっちということは決してないということです。大霊が使者を派遣してくださっております。私もその中の一人です。(シルバーバーチの霊訓十二 煌めく名言を集めて 総集編 十一章 力強く生きるための叡智86より)』そしてもマザーテレサの言葉です『あらゆる困難や、疑いや、障害にもかかわらず、神を信頼しましょう。神は決してあなたを裏切りません。ある願いをかなえてくださらないときは、神がそのことをお望みではないというしるしです。もし、神があなたにそれをしてほしいとお望みなら、その手段をあたえてくださるでしょう。ですから、何も心配することはないのです。(マザー・テレサ 日々のことば 2月14日より)』自分にとって都合の良くないものを与えられたり、大切なものを奪われたりすることはつらく悲しいことです。ですが視点を変えてみましょう、課題を与えているのは目の前の環境ではありません、自分の成長を望む大霊。そしてこれは自分が引き寄せた課題でもあります。大丈夫です、きっと課題は乗り越えられます。

本の紹介:                                          マザー・テレサ 日々のことば                                  ジャヤ・チャリハ&エドワード・レ・ジョリー 編  いなます みかこ 訳            シルバーバーチは語る                                     A・W・オースティン 編 近藤千雄 訳                             シルバーバーチの霊訓十二 煌めく名言を集めて 総集編                    近藤千雄 訳編  

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